ここでは、ハラスメント防止研修の選び方を紹介していきます。ハラスメント研修といっても様々で、対象者や研修内容はさまざまです。以下にハラスメント研修を選ぶコツを紹介しているので、ぜひ選定時に役立ててください。
ハラスメント研修の対象者は従業員全員ですが、受講する研修によって対象者が異なるので注意してください。一般社員向け・管理監督者向けといった具合に、受講者が限定されているケースもあります。事前に対象者を確認し、受講者に合ったプログラムを受講しましょう。
ハラスメント研修には、対面式・非対面式の研修があります。対面式の研修は、個別研修・集合研修の2パターンです。パワハラ行為者に対して、マンツーマンで指導してくれる研修もあります。
一方で、非対面式のハラスメント研修としては、eラーニングやオンライン研修が挙げられます。eラーニングはオンライン教材を活用して学ぶ方法で、場所や時間を問わずに受講することが可能です。
オンライン研修は受講日時が決められており、Web会議システムなどを活用して受講する方法となります。遠方からでも気兼ねなく参加できます。勤務体系や階層によらず、研修を実現できる方法を考えることが大切です。
ハラスメント研修といっても様々で、組織に合わない研修や、身にならない研修も中には存在します。ハラスメント研修を専門的に行っているのではなく、多くの研修の一つとして、画一的な研修を実施しているケースもあります。
そこで、ハラスメント研修を選ぶ際は、費用の安さだけを重視するのではなく、社員の身になる研修内容を選ぶことが大切です。せっかく時間やコストを費やして受講するなら、しっかりとお客様の声を確認したうえで、組織に合ったハラスメント研修を受講しましょう。
ハラスメント研修を選定する際は、社員全員で共通意識を持つことが大切です。社員一人ひとりがハラスメント研修の重要度を理解し、自分のこととして捉えて受講できるように、環境を整えていきましょう。
TWO TYPES
ハラスメントは上司からのみではありません。最近では部下から上司へのハラスメント行為問題視されています。そのほか先輩から後輩へ、同僚同士、社員からアルバイトスタッフへなど、さまざまな関係性で起こり得ます。
社員全員が笑顔で働ける職場環境を実現するためには、社員全員で研修を受けて、ハラスメントに対する正しい知識を学ぶことがポイントです。
ハラスメント研修の実施方法は「eラーニング研修」と「対面・オンライン研修」の2種類。どのような研修を実施したいかに合わせて選びましょう。