ここでは、ハラスメント研修にかかる費用と、研修費用を公開している企業を一覧で紹介していきます。研修の受講を検討している企業は、以下の費用を目安にしてください。
eラーニングは、オンライン教材を活用する方法で、従業員一人ひとりが時間のある時に複数のプログラムを受講していきます。ハラスメントの基礎知識から対処方法までを身に付けていきます。
期限内であればいつでも受講できるケースが多く、従業員の都合の良いタイミングで受講できるのが特徴的です。多店舗展開している企業は、一度に従業員を集めることが難しいため、eラーニングの活用が向いています。
参照元:アイミツ公式HP(https://imitsu.jp/matome/training/4849381078008275)
集合研修は、複数の参加者が集まり、一度にハラスメント研修を受講します。規模の大きな会社であれば、自社のみで参加者を募り実施する方法もあります。受講者が少ない場合は、他の企業からも参加者が受講する、セミナー会社主催の研修への参加がおすすめです。ロールプレイ研修など、実践を通してハラスメントの知識を身に付けたい場合に向いています。
リアルタイムオンラインは、Web会議システムなどを用いることで、リアルタイムで研修を受けられます。大人数でも一度に受講できるため、規模の大きな企業に向いています。遠方にある店舗や支店からも、気兼ねなく受講することが可能です。
eラーニング動画講座を実施しており、ハラスメント対策研修は61分の動画、管理職向けのハラスメントにならない指導方法研修では86分の動画を閲覧できます。さらに、カスタマーハラスメント研修では88分の動画、オンラインハラスメント対策研修では41分の動画を視聴することが可能です。
ユーキャンのハラスメント防止コミュニケーション講座では、17本の動画を視聴します。1本あたり5分前後の動画を、約2時間10分視聴して、ハラスメントへの理解を深めます。確認テストや修了テストで理解度のチェックも確認することが可能です。
ANAビジネスソリューションでは、団体向けのハラスメント防止研修の動画コンテンツを提供しています。ハラスメント防止に繋がる良好な人間関係づくりのポイントについて学ぶことが可能です。対象者はマネジメント層から一般層まで、幅広く対応しています。
ANAビジネスソリューションの
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日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)では、職場ハラスメント対応コースを実施しています。対象者はビジネスパーソン全般で、ハラスメントの被害者・加害者にならないための対策を学んでいきます。想定時間は4時間です。
日本能率協会マネジメントセンターの
ハラスメント研修について詳しく見る
ヒューマンサイエンスでは、「STOP!ハラスメント~職場のハラスメントの基礎知識~」と、「STOP!マタハラ~働きやすい職場づくりのために~」の2種類の研修を実施しています。ハラスメントの基礎知識について学べるeラーニング教材では、パワハラ・セクハラ・マタハラ・SOGIハラなどについて学ぶことが可能です。
エリクシアのeラーニングでは、思考を動かすシナリオ選択式のeラーニング教材を用意しています。ケーススタディを通じて選択肢を選びながら、ハラスメントについて学ぶことが可能です。1コースあたり3~10セッションで、1セッションは約10分で完了します。
大塚商会では、全ビジネスパーソンを対象としたハラスメント防止のeラーニング教材を提供しています。レッスンは、パワーハラスメント・セクシュアルハラスメント・ソーシャルメディアハラスメント・家族に関するハラスメント・さまざまなハラスメント編と、豊富なラインナップが用意されています。
ハートセラピーでは、幹部向け・管理者向け・一般向けの階層別ハラスメント研修を実施しています。加害者更正個人研修も行っており、ハラスメント加害者の再発防止を行うプログラムも提供。若手社員向けのハラスメント対策コミュニケーション研修も実施しており、状況に応じた研修を行うことが可能です。
東京リーガルマインドでは、ハラスメント対策研修を実施しています。管理職・人事労務に関わるリーダークラスの社員を対象とした研修で、ハラスメントが及ぼす影響とリスクを、ケーススタディを基に学習します。
ホスピタリティ&グローイング・ジャパンのハラスメント研修は、組織の状況と課題に応じてカスタマイズして実施しています。階層別のハラスメント研修にも対応しており、3時間から講師を派遣することが可能です。パワーハラスメント・セクシュアルハラスメントを中心に、ケーススタディを学びながら起こる原因とリスクを学びます。
ホスピタリティ&グローイング・ジャパンの
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アイルのハラスメント研修は、何がパワハラに当たるのかをしっかりと解説しており、基礎知識から基礎スキルまでを習得することが可能です。自己分析・トレーニング・ロールプレイを通じて、指導教育とパワハラの違いについて学んでいきます。
インソースでは、「ハラスメント防止研修~セクハラ・パワハラを生まない職場づくり」を実施しています。オンラインの半日研修で、対象者は中堅層・リーダー層・管理職層・部長・経営層です。部下を持っている従業員に対して、指導とハラスメントの境界線を解説していきます。
TWO TYPES
ハラスメントは上司からのみではありません。最近では部下から上司へのハラスメント行為問題視されています。そのほか先輩から後輩へ、同僚同士、社員からアルバイトスタッフへなど、さまざまな関係性で起こり得ます。
社員全員が笑顔で働ける職場環境を実現するためには、社員全員で研修を受けて、ハラスメントに対する正しい知識を学ぶことがポイントです。
ハラスメント研修の実施方法は「eラーニング研修」と「対面・オンライン研修」の2種類。どのような研修を実施したいかに合わせて選びましょう。
費用目安(100IDあたり):
15万円~50万円前後
費用目安(30名あたり):
30万円前後+対面研修の場合は別途社員交通費